多くの占星術ユーザーは生年月日を知っていても、正確な時間を知らない。30分の違いで上昇点が5度以上ずれ、 Houses や Aspects の位置が変わってしまう。真剣な占星術の作業ではこれは重要だ。
Section titled “多くの占星術ユーザーは生年月日を知っていても、正確な時間を知らない。30分の違いで上昇点が5度以上ずれ、 Houses や Aspects の位置が変わってしまう。真剣な占星術の作業ではこれは重要だ。”占星術師がこれを修正する技術をレクティフィケーション(出生時刻の修正)と呼ぶ。これは、人生の重要な出来事から出生時刻を推定する手法だ。従来は手作業で何時間もかかっていた。AstroWay では、このプロセスを自動化する2つのアルゴリズムエンドポイントを提供している。
この記事では、レクティフィケーションをいつ使うべきか、アルゴリズムの仕組み、そしてアプリケーションへの統合方法について解説する。
レクティフィケーションとは
Section titled “レクティフィケーションとは”レクティフィケーションとは、出生時刻の修正だ。例えば「朝」や「14時頃」といった概算の時間から始め、以下の要素を使って時間を絞り込んでいく:
- 人生の重要な出来事(結婚、子供の誕生、転職、死別)
- 身体的特徴(伝統的な占星術では上昇点のサインが体型と関連付けられる)
- 出生時の惑星の角度位置
最終的に得られるのは、通常±5分以内の精度で絞り込まれた出生時刻だ。
API の2つのアプローチ
Section titled “API の2つのアプローチ”1. トリュティーネ・オブ・ハーメス(/v1/rectification/trutine) — 250 クレジット
Section titled “1. トリュティーネ・オブ・ハーメス(/v1/rectification/trutine) — 250 クレジット”ヘルメス・トリスメギストスに帰される古典的な手法。出生時の月の位置と、受胎時(出産の約9ヶ月前)の上昇点/降交点の関係を利用する。
仕組み:
- 概算の出生日を入力
- 受胎日の範囲(260–290日前)を計算
- 各候補日の受胎時の月の位置が、出生時の上昇点/降交点と一致するかを検証
- 適合度(fit)でソートされた出生時刻の候補リストを返す
高速だが精度は低め。広い時間帯(例:「朝」→ 2時間のウィンドウ)を絞り込むのに適している。
const result = await client.rectificationTrutine({ date: '1990-07-14', timeRange: { start: '06:00:00', end: '12:00:00' }, latitude: 50.4501, longitude: 30.5234, timezoneOffset: 3,});
console.log(`Best candidate: ${result.bestTime}`);console.log(`Confidence: ${result.confidence}`);2. 完全レクティフィケーション(/v1/rectification) — 500 クレジット
Section titled “2. 完全レクティフィケーション(/v1/rectification) — 500 クレジット”複数の人生の出来事に基づくアルゴリズム的アプローチ。重い処理で、1リクエストあたり最大120秒かかる。
入力:
- 概算の出生時刻(範囲)
- 日付とタイプを含む出来事のリスト
- オプション:身体的な特徴
アルゴリズム:
- 範囲内で候補の出生時刻を生成(通常1分刻み)
- 各候補について Natal Chart を計算
- 出来事が占星術的パターン(プログレッション、ディレクション、トランジット)と一致する度合いをスコア化
- 信頼度スコア付きの上位候補を返す
const result = await client.rectification({ date: '1990-07-14', timeRange: { start: '06:00:00', end: '18:00:00' }, latitude: 50.4501, longitude: 30.5234, timezoneOffset: 3, events: [ { date: '2015-06-20', type: 'marriage' }, { date: '2018-03-12', type: 'firstChild' }, { date: '2020-09-05', type: 'careerChange' }, ],});
console.log(`Rectified time: ${result.bestTime}`);console.log(`Candidates: ${result.candidates.length}`);いつ使うべきか
Section titled “いつ使うべきか”レクティフィケーションが役立つケース:
- 時間がわからないユーザー向けアプリ — プレミアム機能として提供しよう
- プロの占星術師向けツール — 顧客一人あたりの手作業時間を大幅に節約できる
- HD(Human Design)アプリ — Human Design は時間に非常に敏感。レクティフィケーションで精度が劇的に向上する
- 研究目的のアプリ — 歴史的な Natal Chart を検証する際、時間の記録が不正確な場合に有効
使わない方がいいケース:
- ユーザーが既に±5分の精度で時間を知っている場合(メリットがない)
- 毎日のサイン占いなど、時間の精度が結果に影響しないカジュアルなアプリ(太陽サイン占いは時間精度を必要としない)
- トリュティーネ:250 クレジット — リクエストあたり1–2秒
- 完全レクティフィケーション:500 クレジット — 最大120秒
AstroWay API でもっとも重いエンドポイントだ。レクティフィケーションをアプリの機能として提供する場合は、サブスクリプションの上位プランや一回払いの料金設定でカバーしよう。これはプレミアム機能であり、それだけの価値がある。
予算計画の目安:
- 月間100回のレクティフィケーション:約50,000 クレジット = Pro プラン($59)で他の API 呼び出しもカバー可能
- 月間1,000回のレクティフィケーション:500,000 クレジット = Enterprise プラン
UX の考慮点
Section titled “UX の考慮点”レクティフィケーションは時間がかかる。UI には以下を実装しよう:
- 非同期処理 — リクエストをブロックせず、キューに入れて処理状況を表示
- 進捗インジケーター — 完全レクティフィケーションは最大120秒かかる。ユーザーにはフィードバックが必要
- 結果表示 — 絞り込まれた時間、信頼度、再実行の可能性、出来事の不正確さに対応する UI
async function handleRectify(input: RectifyInput) { setLoading(true); setStatus('レクティフィケーションを実行中(最大2分かかる場合があります)...');
try { const result = await client.rectification(input); setResult(result); setStatus(`完了。修正時刻: ${result.bestTime}(信頼度 ${result.confidence}%)`); } catch (err) { setStatus(`エラー: ${err.message}`); } finally { setLoading(false); }}他のエンドポイントとの組み合わせ
Section titled “他のエンドポイントとの組み合わせ”アプリでの典型的なレクティフィケーションのフロー:
- ユーザーが概算の出生データと人生の出来事を入力
- アプリはまず
/v1/rectification/trutine(安価で高速)を呼び出し、時間帯を絞り込む - その後
/v1/rectification(完全版)を呼び出し、絞り込まれた時間帯で精度を高める - アプリは結果をキャッシュし、以後の計算で修正済みの時間を使用
- 将来のリクエストには「概算から修正済み」というマークを付ける
この組み合わせは完全なサイクルで約750クレジットだが、最高の精度が得られる。
精度の期待値
Section titled “精度の期待値”レクティフィケーションは100%の精度を保証するものではない。プロの占星術師同士でも5–10分のずれは珍しくない。
AstroWay のアルゴリズムは相対的な精度に焦点を当てている。常に「最も可能性の高い候補」として提示され、絶対的な真実として扱われることはない。常にユーザーに信頼度スコアを表示し、より正確な情報があれば再設定できるようにしよう。
アルゴリズムより手作業のレクティフィケーションが優れているケース
Section titled “アルゴリズムより手作業のレクティフィケーションが優れているケース”アルゴリズムはパターンの検索に特化している。一方で経験豊富な占星術師は、コンテキストを考慮できる: 「その結婚は衝動的だったのか?」「転職は自発的なものだったのか?」
高いリスクを伴う Natal Chart の場合は、以下の組み合わせが有効だ:
- アルゴリズムによるレクティフィケーションで時間帯を絞り込む
- 最後に占星術師による手作業で最終調整を行う
アプリではこれをプレミアムコンサルテーションとして提供できる。
レクティフィケーションを始めよう
Section titled “レクティフィケーションを始めよう”- API リファレンス —
rectificationとrectification/trutineエンドポイントを確認 - 料金プラン — プランごとのクレジット単価
- クイックスタート — API キーを取得
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